血栓性血小板減少性紫斑病
血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の腎組織では、糸球体係蹄内や血管極主体に好酸性の血栓を認める。他の血栓性微小血管障害(TMA)の多くが血管内皮細胞障害を起点とした機序であるのに対し、TTPにおいては血栓形成が病態の始まりとされる。