顕微鏡的多発血管炎
左図(Masson染色)では、領域性に浸出するfibrinが認められ、右図(PAM-HE染色)では、部分的に血管壁の構造が残存(←→)しており、全体像として細動脈の壊死性動脈炎と捉えられる。細動脈では壊死性変化や炎症像が加わると、壁の構造が不明瞭となるので、特殊染色や連続切片での評価が役立つ。