IgA血管炎
糸球体にはメサンギウム細胞や内皮細胞の巣状、分節性の増殖性変化を見る。病変が進行するとびまん性の細胞増殖、半月体形成、糸球体係蹄のボウマン嚢との癒着、糸球体硬化、あるいは壊死像が認められる。(左図:PAS染色) 免疫蛍光抗体法では、主としてメサンギウムにIgAとC3以下の補体成分の沈着が認められる。(右図:抗IgA抗体染色)